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Square(スクエア)は、ビジネスの支払い手段を革新し、使いやすさと柔軟性を提供しています。
しかし、手数料は決済方法によって異なり、気になるポイントです。
対面決済とオンライン販売では、それぞれ異なる手数料が適用されます。この手数料の詳細について、具体的な情報をまとめました。
Squareの柔軟な利用方法や手数料の仕組みを理解することで、ビジネスの運営や販売戦略を改善するヒントが得られるかもしれません。
Squareの決済手数料を把握し、ビジネスを効率化しましょう。
[本家よりも詳しい]スクエア・ターミナルの導入方法と導入前の準備
Square(スクエア)のオススメポイント
Squareの強み
電子決済の導入は、システムや手続きが複雑で、多くの事業者がためらっています。しかし、Squareは審査が迅速で操作もシンプル。初めて導入する方でも安心して利用できます。さらに、振込手数料がかからず、入金も素早いのが魅力です。日本はIT化が進んでいますが、まだ途上。新しい流れに乗りたい方にとって、Squareは便利なサービスと言えるでしょう。
- iOS、Androidに対応
- 素早い入金
- POSレジアプリ『SQUARE POSレジ』が無料
- 最短当日審査ですぐに利用できる
iOS、Androidに対応
スクエアのレジを利用するには、タブレット型のPOSレジアプリを搭載したモバイル端末が必要です。ほとんどのiOSやAndroid端末で利用可能ですが、一部の機種ではサポートされていないこともありますので、選ぶ際には十分な注意が必要です。
素早い入金
Squareの特徴の一つは、迅速な入金です。三井住友銀行とみずほ銀行なら翌営業日に、その他の銀行なら毎週金曜日に入金されます。これは中小企業や個人事業主にとって魅力的なポイントです。楽天ペイと同様に入金のスピードを売りにしていますが、楽天銀行以外では都度振込申請処理が必要な場合もあります。Squareはお金を迅速に手元に受け取りたい方に好評です。
POSレジアプリ『SQUARE POSレジ』が無料
POSレジとは、売上や顧客情報、勤怠、複数店舗の管理など、さまざまな機能を備えたレジシステムです。データ分析を通じて、商品の動向や売れ行き、顧客嗜好を把握し、ビジネスを改善できます。
『SQUARE POSレジ』は無料で提供され、利用には決済手数料のみが必要です。
さっそくSquare レストランPOSレジの利用をはじめましょう
最短当日審査ですぐに利用できる
スクエアの申し込みは、営業許可書や登記簿謄本などの書類提出は必要ありません。申込みは約10分で完了し、審査結果も最短で当日に届きます。スクエアの導入までの期間は約1週間ほどで、急いで導入したい方にもおすすめです。
このようにオススメのスクエアの決済手数料はどうなっているのでしょうか?ここから実際の決済方法ごとに違ってくる手数料を詳しく見ていきましょう。
Square(スクエア)の決済手数料 【機能別 早見一覧表】
以下の表は、Square(スクエア)の決済機能ごとと決済ブランド別の手数料を整理しました。
決済端末による決済 | カード情報手入力による決済 | |
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.25% | 3.75% |
QUICPay 交通系IC PayPay | 3.25% | 不可 |
iD | 3.75% | 不可 |
Square請求書 | 定期請求書 (自動継続課金) | |
VISA Mastercard AMEX JCB DinersClub Discover | 3.25% | 3.75% |
iD QUICPay 交通系IC PayPay | 不可 | 不可 |
オンラインビジネス | オンラインチェックアウト | サブスクリプション | eコマースAPI | ブラウザ決済 | |
VISA Mastercard AMEX JCB DinersClub Discover | 3.60% | 3.60% | 3.60% | 3.60% | 3.75% |
iD QUICPay 交通系IC PayPay | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
オンライン販売・チャージ | 店舗販売・チャージ (決済端末を使用) | 店舗販売・チャージ (カード情報手入力) | |
VISA Mastercard AMEX | 3.25% | 3.25% | 3.75% |
JCB DinersClub Discover | 不可 | 3.25% | 3.75% |
iD QUICPay 交通系IC PayPay | 不可 | 3.25% | 不可 |
これらの表は、Square(スクエア)が提供する様々な決済機能やカードブランドごとの手数料を示しています。それぞれの決済方法やブランドにかかる手数料は、特定の取引金額やサービスの利用状況によって変動する場合があります。
それでは、各決済機能が一体どういったものなのかも併せて、これから詳しく解説していきます。
Square(スクエア)の対面での決済の場合の決済手数料
お店や訪問販売などの場面での決済手数料は、支払いの方法や使用する決済端末によって異なります。
ここでは、対面決済時の2つのケースを考えます。
- 決済端末を使用した場合
- カード情報を手動で入力する場合
それぞれの決済方法の特徴と、それに伴う決済手数料について解説していきます。
決済端末を使用した場合
決済端末を使用した支払いは、カードやスマートフォンなどを特別な機器で読み取り行う方法です。
2023年12月の時点では『Square(スクエア)』の決済端末で決済した際の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover QUICPay交通系ICPayPay | 3.25% |
iD | 3.75% |
※Square(スクエア)では、3つの異なる決済端末と、Androidスマートフォンを決済端末として利用できるTap to Payの4つの決済方法を提供しています。どの決済端末を選んでも、先述の決済手数料がかかります。
Square(スクエア)の決済端末については、以下の記事をご覧ください。
Squareの決済端末を比較する!ターミナル・スタンド・リーダー
カード情報を手動で入力する場合
Square(スクエア)の決済アプリを利用すると、決済端末を持たずに、カード情報を手動で入力するだけでカード決済が可能です。
※ただし、決済端末を用いた場合に比べて、不正利用のリスクが高いことから決済手数料が0.5%高くなります。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系IC9種PayPay | 不可 |
対面での支払い時、決済端末がないとICチップの読み取りができず、電子マネー決済もできません。また、カード情報を手動で入力することは一般的ではないため、お客様にとっても不安材料になります。
そのため、対面決済では決済端末の利用を推奨します。手動入力は、故障した決済端末の代替として、限定的に利用するのが安全です。
Square(スクエア)請求書の決済手数料
Squareの請求書アプリを利用すれば、カード決済に対応した請求書を簡単に作成・送信できます。
効果的な請求書作成ソフトウェアは、あらゆる業種の請求処理をスムーズにサポートします。
・請求書や見積もりをいつでもどこでも制限なく送信可能
・定期請求書の送信を予約できる機能
・カード情報を安全に保存し、次回以降の請求時に利用可能
・支払いリマインダーを自動で送信する設定機能
・請求書の支払状況をリアルタイムで把握できる機能
・支払い完了後には電子レシートを自動で送信可能
Square 請求書アプリは、ビジネスにおける請求処理を効率化し、迅速かつ正確に行える手段となります。
※請求書決済の手数料は、それぞれの決済ブランドによって異なります。通常の請求書決済では3.25%の手数料がかかります。また、定期請求書のカード自動引き落としでは、手数料が3.75%となります。
ただし、PayPayや電子マネーなどの支払い手段は利用できませんので、予めご了承ください。
Squareの請求書決済による決済手数料は?
請求書決済の基本的な決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.25% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
※決済端末を用いた対面決済と同じ決済手数料です。
定期請求書(自動継続課金機能)
定期請求書は、特定期間や金額での支払いを自動化する便利な機能です。カード情報を事前に登録することで、月額制サービス(例えばジムやレンタルオフィスなど)での自動引き落としをスムーズに実現できます。
定期請求書(自動継続課金機能)の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
※JCBを除く決済ブランドに関しては、通常の請求書決済よりも手数料が0.5%高い設定になっています。
Squareのオンライン決済の決済手数料
Square(スクエア)は、実際の店舗だけでなく、オンライン決済にも関連する機能を豊富に提供しています。
Squareのオンライン決済機能
- スクエアオンラインビジネス(ネットショップ)
- スクエアオンラインチェックアウト(リンク決済)
- サブスクリプション
- eコマースAPI
- ブラウザ決済
※オンライン決済のほとんどの機能は、JCBでは3.95%、他の決済ブランドでは3.60%の手数料でご利用いただけます。ただし、PayPay決済や電子マネー決済はご利用いただけませんので、ご留意ください。
スクエアオンラインビジネス(ネットショップ)による決済手数料
Square(スクエア)オンラインビジネス(ネットショップ)の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
※「スクエアオンラインビジネス」は、月額利用料や販売手数料などは一切かかりません。利用には決済手数料のみが必要です。
無料プランでは基本機能が提供され、ネットショップ開業に必要な機能は全て無料でご利用いただけます。実店舗を運営する場合、SquareのPOSレジ機能を活用することで、実店舗とオンラインの売上や在庫情報を一元管理できます。
スクエアオンラインチェックアウト(リンク決済)による決済手数料
「スクエアオンラインチェックアウト」は、リンク形式の便利な決済サービスです。専用URLを生成し、メールやSMS、SNSなどで顧客に送信するだけで、手軽にオンライン決済が可能です。ネットショップを作る手間を省き、誰でも手軽にオンライン決済を導入できる利点があります。
「スクエアオンラインチェックアウト」の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
サブスクリプションによる決済手数料
サブスクリプションは、定額料金の支払いに特化したオンライン決済方法で、定期請求書との違いがあります。定期請求書は特定の取引先に向けたサービスに焦点を当てたものですが、サブスクリプションは広く不特定多数の顧客に向けた支払い方式と言えます。
※料金体系においてもサブスクリプションの方が一般的に料率が低く設定されています。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
eコマースAPIによる決済手数料
外部システムで『Square(スクエア)』のECシステムのデータを活用し、そのシステムを介して決済を行う場合の決済手数料は、以下のようになります。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
eコマースAPIは、主に開発者向けに提供されているサービスであり、「スクエアオンラインビジネス」や「スクエアオンラインチェックアウト」を利用する一般ユーザーには直接関係がありません。
ブラウザ決済による決済手数料
パソコン上でも行える機能で、対面決済時にカード情報を手動で入力して決済を行うことができます。
ブラウザ決済による決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
公式サイトでは、お店側が電話販売などでカード情報を入力することを提案していますが、実際にはお客様自身がカード番号やセキュリティコードを電話で伝えるのは現実的ではありません。
その点、「スクエアオンラインチェックアウト」では、お客様に安全な方法で決済用のリンクを送り、お客様自身でカード情報を入力できます。
ブラウザ決済は提供されていますが、実際にはあまり便利ではないかもしれません。
スクエアギフトカードの決済手数料
Squareのギフトカードは、QRコードやバーコードをスキャンするだけで手軽にご利用いただけます。これにより、お客さまもお店もストレスなくご利用いただけます。さらに、ギフトカード情報は顧客プロフィールに保管されるため、次回以降のお支払いもスムーズに行えます。
※Squareのeギフトカードは無料で設定可能です。ただし、カード式のギフトカードを初めて購入する際には通常の決済手数料が発生しますが、その後のご利用では手数料はかかりません。
カード式ギフトカードの価格は注文枚数によって異なりますが、Square ギフトカードを販売するには、サブスクリプションや長期契約は必要ありません。
Squareのギフトカードをオンライン上で販売・チャージする際にかかる決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEX | 3.25% |
JCBDinersClubDiscoveriDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
「スクエアギフトカード」のオンライン販売やチャージにおいて、利用可能な決済ブランドはVISA、Mastercard、AMEXのみとなっており、それに制限されています。
店舗販売・チャージ(決済端末利用時)
店頭での「スクエアギフトカード」の販売やチャージ時には、決済端末の有無によって手数料が変動します。一方、オンライン販売では、決済ブランドの制限がなく、さまざまな決済ブランドでの販売やチャージが可能です。
決済端末を使用して「スクエアギフトカード」の販売・チャージをする場合の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscoveriD QUICPay交通系ICPayPay | 3.25% |
店舗販売・チャージ(カード情報手入力)
「スクエアギフトカード」を店頭でカード情報を手動で入力して販売する場合、決済手数料の料率は決済端末を使用する場合よりも高くなります。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
Square(スクエア)の導入方法
Squareのキャッシュレス決済を使うには、アカウントを作成する必要があります。パソコンやスマートフォンから数分で簡単にアカウントを作成できます。登録時には、メールアドレスや事業内容、代表者情報、入金先口座情報などを入力いただく必要があります。
\ アカウントの作成はこちらからどうぞ! /
登録したメールアドレス宛に、キャッシュレス決済に関する審査結果が届きます。審査完了後、アカウントが有効化され、その時点でキャッシュレス決済を利用できるようになります。
Squareのキャッシュレス決済を利用するためには、Squareの決済端末が必要です。これはSquareショップ(公式オンラインショップ)や正規代理店で入手できます。端末が届いたら、使い方ガイドに従って初期設定を行ってください。
準備が整ったら、キャッシュレス決済をスタートできます。取引後、売上金から決済手数料を差し引いた金額が、登録された口座に自動的に振り込まれます。
まとめ:Square(スクエア)の決済手数料一覧&決済方法で変わる手数料
Square(スクエア)の決済手数料は、使う方法によって違います。店頭でのカード情報手入力や対面決済では、通常の手数料よりも料率が高くなります。一方、オンラインではVISA、Mastercard、AMEXなどが利用できます。
月額利用料や追加料金はゼロです。Squareを使う際、最低決済額や契約期間の制約もありません。実際に決済をしない限り、料金は発生しません。
Squareのギフトカードは店頭やオンラインで使えますが、店頭での手入力時の料率は、端末を使う場合よりも高くなります。
Squareは決済手数料だけで利用できます。オンラインや店頭での支払い方法によって料金が異なることや、利用できる決済ブランドについて理解して導入を検討しましょう。
興味がある方や導入を検討している方は、Squareアカウントを作成し、各機能を試してみることをお勧めします。
\月額固定費無料でカード決済導入/
よくある質問
- Squareの決済手数料はどのように決まりますか?
-
Squareの決済手数料は、主に決済方法によって異なります。対面決済や店頭でのカード情報手入力では、通常の手数料よりも高い料率が適用されます。オンライン決済では、VISA、Mastercard、AMEXなどのブランドが利用可能で、料率も異なります。
- Squareのギフトカードはどのように利用できますか?
-
Squareのギフトカードは店頭やオンラインで利用可能です。ただし、店頭でのカード情報手入力時の料率は、決済端末を使う場合よりも高くなります。ギフトカードの利用自体は便利で、次回以降の支払いもスムーズに行えます。
- Squareを利用する際に注意すべき点はありますか?
-
利用する際には、決済方法によって手数料が異なることや、決済ブランドの制限があることを注意する必要があります。また、月額利用料や追加料金はかからず、実際の決済がない限り、料金は発生しません。